お盆休みにNo Man's Sky(VR)で銀河を遊覧した
古典的なSFの冒険と想像力から着想を得た『No Man's Sky』で、プレイヤーはユニークな惑星と生命体、そして危険とアクションに満ちた銀河を探索します。
Steam:No Man's Sky より引用
この日記の要約
ゲーム内容については特に言及せず、楽しみ方を書き記す。
- 一人で景色を眺めたいときにNo Man's Skyを起動する
- バグ等のストレスは「それも宇宙だね」で受け流す
- 「宇宙で生活する」ためにNo Man's Skyを起動しながら家事をこなす
- 疲労感等が基底現実の旅行と似ていたので「バーチャル(実質的に)旅行」だったと言えそう
前置き
あるいはゲームレビュー
自分の感想を代弁してくれる方々がいたので張り付ける。気軽に勧められるゲームではないものの、自分に刺さるゲームではあった。
No Man’s Skyはピーキーで刺激的な体験を短時間で得ようとしてやるものではなくて、低刺激なじわじわとした快感を長時間かけて摂取するゲームなんですよ だから、最初は「?」となってしまうかもしれないんだけど、それを越えてしまうと戻ってこれなくなる そういうゲームです
— 👻 (@gst_kkgr) August 19, 2019
ノーマンズスカイまずはいろんなSF創作物で自分の理想の宇宙SFを構築した上で、宇宙の孤独とかそこらへんに想いを馳せながらVRで降り立ったチュートリアルでストームに巻き込まれてしぬので感動する人なら
— ムイカツキ (@muikatuki) August 19, 2019
大丈夫
No Man's Skyは「上質な」孤独を体験出来る素晴らしいゲーム、そういう意味でソーシャルVRとはある種真逆の楽しさが根幹に組み込まれている(と思う)
— ぐずお (@guzuo54) August 18, 2019
自分のNo Man's Skyは銀河の遊覧船
プレイスタイルは人によって様々で、基地建設や農場作りを楽しむ人、ドッグファイトを日常にしてる人など、十人十色だ。少なくとも友人・知人の間ではそう。
対して自分は基底現実の散歩のような感覚で星系を飛び回っでいるだけ。「今日は一本違う道を行こう」「青の気分だから青いところに行こう」、そんな感じ。
自分にとってコミュニケーションはハレの日寄りのもの。一人で景色を眺めながらボーっとしたいときに銀河を放浪する。
— いちごたけ (@ichigotake) August 16, 2019
一度ゲームが始まれば(高負荷でなければ)ほとんどローディングを挟むことなく遊べる。さすがに星系を移動するときはローディングが入るものの、超長距離航法で移動してるからと納得できる演出だった。
メタ要素を意識しない作りになっていると没入感が阻害されず、 仮想
を意識しないで 実質的に
宇宙旅行していると思い込める。
ストレスを「それも宇宙だね」で受け流す
非公式ウィキを見ると、ミッションが進行不能になるバグや所有物を失うバグ等、重大な不具合が散見される。
宇宙が舞台なので雑な解釈でもロールプレイが捗る。
バグで基地の所有権を失った話を聞けば「宇宙なら誰かに乗っ取られることもありそう」と思うし、バグで貨物船が消えれば「ブラックホールに取り残されたのかもしれない」と脳内でストーリーを作って遊ぶ。
リスポーンが多ければトラベラーとして銀河を放浪するロールプレイが捗る。
ストレスを感じているものの、ネガティブ要素は全て「宇宙っぽい」で受け流せている。いまのところストレスは必要経費に収まっていると言えそう。No Man's Skyが好きすぎるからかもしれない。
ただ、こういったストレスが勧めづらさに繋がっているところはある。
宇宙船で生活する
No Man's Sky VRは直進であればハンズフリーで自動航行ができる。基底現実で家事をこなすときは音声出力をヘッドフォンからスピーカーに切り替え、環境音を聞きながら用を済ませる。
日常会話で「我が家は宇宙船だ」と言えるのは楽しい。
星間飛行しながらコロコロを転がしてる
— いちごたけ (@ichigotake) August 18, 2019
家事してるときに「敵のスキャンを検知」って聞こえてきて、慌ててHMDを被って操縦する逃避行
— いちごたけ (@ichigotake) August 15, 2019
VRで「慌ててヘッドマウントディスプレイを被ってコントローラー(操縦桿)を握る」という一連の動作が楽しい。
宇宙を舞台にした作品を意識しながら旅をする
旅をしながら、マクロスシリーズや伝説巨神イデオンのような生活感のある銀河放浪に思いを馳せる。
そういえば第三次スーパーロボット大戦αではマクロス7・イデオン・トップをねらえ・バンプレストオリジナルを中心に銀河規模の戦いがあったなーということを思い出す。無尽蔵の敵戦力や逃亡劇を意識しながら宇宙を漂う。
そうしている間に海賊船に目をつけられ、別の星系にワープして逃げたり。
宇宙を漂いながらどんなSF作品や世界観を思い浮かべるか、これは個人差がありそうで御白そう。
宇宙船で全く別の作業をする
半年前くらいからGLSLでお絵描きをしていて、VaNiiMenu(VRオーバーレイツール)を起動してVEDA(Atomパッケージ)でお絵描きをすることもある。この記事の下書きも宇宙船で書いていた。
脳内の引き出しだけで書くときはヘッドマウントディスプレイを脱がずに宇宙船で書いている。複数の趣味がVRで完結するようになって気分がいい。
宇宙遊泳しながらのコーディング、発見や敵襲時にオーバーレイツールを閉じてゲーム操作に戻る瞬間が気持ちいい
— いちごたけ (@ichigotake) August 14, 2019
ボイスチャットをしていても独り
友人とボイスチャットをしながら旅をしているものの、自分の場合はマルチプレイをほとんど意識しない。
声は届くけれど干渉しない(できない)距離感が心地いいのかもしれない。
宇宙ステーションで休憩してたらボイスチャットが心地よくて眠っちゃった pic.twitter.com/LUE4Mmici3
— いちごたけ (@ichigotake) August 20, 2019
「いちごたけさん、宇宙でも飲むんですね」 〜 友人談
総括
旅行後の筋肉痛や疲労感が基底現実の一人旅に近いものがあったので「バーチャル(実質的に)旅行だった」と言えそう。
旅費はVR Ready環境とHTC VIVEとNo Man's Skyの購入費。No Man's Sky Beyond(VR)が配信される前から全て揃っていたので実質0円。
いいお盆休みだった。
楽しい宇宙旅行休暇だった pic.twitter.com/I8j7f8WWSN
— いちごたけ (@ichigotake) August 17, 2019
実質二泊三日 pic.twitter.com/opc8aWGYyE
— いちごたけ (@ichigotake) August 17, 2019
旅行の反動がn日遅れで来ていて虚無
— いちごたけ (@ichigotake) August 19, 2019
おやすみ pic.twitter.com/crcfaej3VI
— いちごたけ (@ichigotake) August 16, 2019