「居酒屋選びで困ったときに押すボタン」を作って一ヶ月が経った
この記事は Dark - Developers at Real Kommunity Advent Calendar 2017 の13日目です。
Slack で日本酒のお店がシェアされたとき、行きたいと思い立ったときのためにブックマークしておきたいと思った。そこで作ったのが「居酒屋選びで困ったときに押すボタン」。
ボタンを押すと 事前に用意した居酒屋のリストからランダムに選ばれてリダイレクトされる。
世の中にはマクドナルド理論というものがあり、最初に最悪な選択肢を挙げることで良い提案を手助けする効果があるらしい。
リストには一定の信頼があるものの、今の気分に合わないという点では「最悪な選択」になるかもしれないし、選ばれたお店に行きたい気持ちに気づけることもある。
無作為にピックアップしてくれるだけでもマクドナルド理論と似た効果を実感できて、費用対効果の高いものができたような気がする。
技術的な話
本格的に作り込むほどのモチベーションはなかったので Firebase で雑に運用できるようにした。
- アルゴリズムはなんでも良かったので 雑に実装した
- 雑に用意したかったので
firebase init
の public/index.html をそのまま利用した - favicon は albinekb/favicon-emoji で用意した
- 雑なアプリで
yum update
やdocker build
などの面倒を見たくないので Firebase で完結させる - GitHub の master に変更があったときに Circle CI でデプロイする( ドキュメント )
- 記憶に依存しないよう コマンドは npm scripts で定義しておく
- 雑なウェブアプリには十分すぎるほどの無料枠 がある
開発機が手元になくても GitHub のファイル編集機能からコミットするだけでデプロイできて便利。
ある程度しっかり運用していくなら、Google Maps のリスト機能や Google Spreadsheet で一覧を管理したり、自分のはてなブックマークの特定タグから選ぶようにしたりすると便利かもしれない。
ただ、追加ペースがゆっくりなので、今日時点ではこれ以上手を加えるつもりはない。
余談
2週間前から 完全食 COMP を試していて、ランチ選びで迷ったら COMP を飲むようにしている。
COMP も sake button も、探索や決断のコストが小さく済むというだけで気持ちがラクになっているのを感じている。
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